2017年3月9日木曜日

マドカファンクラブ発足


人間の生き血を飲まない生活を続けているネオ。ブラッドパックを飲む口が、ほどよく情けない。


「どう?マドカ」

「とりあえず、人見知りがすごい」

アイドルマスター・ジミーは語る。


「げっ、死神じゃん」

「げっ、とか言わない」

ジミー、マドカをナイトクラブに連れて行く。人見知り克服なるか。


最初は機嫌よく踊っていたマドカだったが、突然悲しくなって退場。


「すごく可愛いですよ」

「あざーす」

休憩しているところへ、マサトが近寄って話しかける。なかなかの好感触。


しかし、話は続かず、居眠り開始。


ジミーは、必死であちこちにマドカを売り込み。とにかく、褒めて褒めて褒めまくる作戦。敏腕マネージャーになれるか。


肥満が止まらないアンリ。


毎日、彼女にキスをするジミー。でも、付き合う気はない。


「もっと大々的に売り込まないとダメだね」

「どうやって?」

まずは、知名度を高めることだね。


「ロボ先生、ちょっとお話が・・・」

評論家のロボ先生を頼る。


しかし、ロボ先生はマドカに興味がないらしい。致命的。


「こんにゃく、渡す?」

「ダメだよ、それは」

どこぞのオバハンじゃあるまいし。


とんとご無沙汰だった彼氏から誘いを受けたアンリ。行ってみたら、地球維新の会の集まりだった。ラブコネクションで政党に勧誘されるんじゃなかろうか。


(いつか刺されるぞ・・・)

そして、そんな事情を全く知らないジミーは、朝帰りしたアンリを捕まえて日課のキスをする。ネオは心配になるのであった。


「ジミー、知らない?」

「マドカ様とツアーとやらに出かけました」

キスだけして、食事には表れず、さっさと出かけてしまったジミー。


すぐに一人になりたがるマドカの退路を塞ぐため、大勢のファン候補を伴って山奥で一週間キャンプ作戦。


「君、可愛いから、絶対売れるよ」

「あざーす」

呼び集めたカモ達を煽って、強制的に距離を縮めていく。


「宇宙には興味おありかな?」

「ないっす」

マサトは、怖いほど急速に距離を詰めてくる。地球維新の会、恐るべし。


それでも、隙きあらば一人になるマドカ。


当面の目標は、ファンクラブのメンバーを7人獲得すること。こちらから招待するのは無しで、入れて欲しいと言ってきた人を承認するスタイルで。アイドルなんで、もちろん恋愛は禁止。ミッション・インポッシブル!

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