2016年12月6日火曜日

恋の終わり


ナオ先生が住んでいる部屋は幽霊が出るといういわくつき物件。たまたまジミーが遊びに行った日に、噂の幽霊が出た。なんと、あの有名な幽霊館の幽霊だし。


ナオ先生の夜のお相手は、この人なのかも知れない。


しかし、あの幽霊には妻がいたはず。幽霊とは言え、不倫は不倫だ。夫婦の様子を見に行きがてらスケッチなんぞしていると、向こうの方でハートが・・・。


誰だ、野外ウフフしてるのは。


この夫婦だった。家でやれ、家で。


そして、その夫婦の夫は、夜になってサユリちゃんと密会していた。どいつもこいつもゲスだな。(笑)


「先生、今日はヨガのレッスンお休み?」

「今日は午後からなの」

幽霊との関係が気になるジミー。ちょいちょいナオ先生の部屋を訪問。


「先生のヨガパンツ、イケてるよね」

「えっ・・・」

いきなり何を言う。


「いつも見とれちゃうよ」

「やだ、恥ずかしい」

なんで、ヨガパンツを褒めることが恋愛行為に分類されるのか。


「むしろ、もう目が離せないんだ」

「ちょっ・・・」

あーぁ、とうとう告白しちゃった。


その直後、ロマンスフェスが始まったが、ナオ先生は来なかった。いつも通り、ネオは来ていたが、団子つまみながら、男同士で盛り上がっていた。


アンリが、メイドのハンターとまた来ていた。この二人、最初こそ衝突していたが、最近は見る度に距離が縮まっている感はある。


「すっかり、色っぽくなったな」

「懐かしい?w」

この二人、一回うっかりウフフってます。


衝撃の告白をした後も、ジミーはヨガ教室へ。


ナオ先生は、いつも通りの眩しいヨガパンツ姿で淡々とレッスンを進める。


「アンリとは上手く行ってるんだね」

「まぁ、そこそこに」

愛し合ってるとは答えないメイド・・・。


「する?」

「何をよ」

周りはウキウキしてるのに、どうもテンションが上がらない倦怠期カップル。


「綺麗に描いてね」

「まかせて」

ストーカーみたいな告白をした男の部屋を訪ねてくる無防備なナオ先生。


「何だかいけそうな気がするんだよね」

「向こうは好きとは言ってないんでしょ?」

ナオ先生との仲が進展しそうな予感を勝手に感じているジミー。


「リンちゃんは、どうすんの」

「もう別れる」

リンちゃんと別れて、ナオ先生に走ろうとしている。


(嫌な予感しかしないな・・・)

だよね。


(・・・ッ!!!)


帰宅したジミーは、衝撃的な光景を目撃してしまった。


「ねぇ、どういうこと?サリムと付き合ってるの?」

「どうしたの、急に」

ナオ先生を問い詰めるジミー。


「付き合ってるわけじゃないけど・・・」

「・・・じゃないけど、キスしちゃうんだ」

まるで漫画のようなニヤケ顔をするナオ先生。


こうして、ジミーの恋は終わった。


その裏に、ルームメイトのマサトの余計なお世話があったことを、ジミーは知る由もないのであった。

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