2016年5月17日火曜日

心の中のダム



ヘンリーは、よくウメコを家に呼ぶ。幼なじみだし、同じ学生だし、不自然なことではないが・・・。


まるで、結婚前提の彼女のように、家族の食卓に収まるウメコ。


母の再婚を機に、イズルと同棲を始めたウメコだったが、学生と社会人ではすれ違いの時間が多い。


イズルは、仕事で昔の恋人と遭遇・・・って、ウメコより前に恋人がいたことになってる!w


ヘンリーが呼ぶばかりではなく、ウメコが学校帰りに寄っていくことも多い。


「今日は一段とセクシーだから写真撮ってあげるよ」

「キッチンで?w」

逆にそれが効果的かも。


ヘンリーの部屋の壁は、またウメコの写真で埋まっていくのであった。


「ヘンリーとは付き合ってるの?」

「付き合ってません、親友です」

ヘンリーの父ノヴァは、二人の関係を警戒していた。


「付き合ってもない男の家に、こんなに頻繁に出入りするのはどうかと思うよ」

「はぁ・・・」

ウメコは、あのネオのDNAを持った子。ノヴァとしては、その魔性を疑って当然だった。


「気にしなくていいよ」

「ちょっ・・・」

永遠の友情を約束した仲だというのに、あっさりその均衡を破って、ヘンリーがウメコの手を握ろうとした。咄嗟にたじろいだウメコ。


「ごめん・・・」

「・・・・・」

初対面でいきなり恋愛関係になったりもするが、ずっと友達のまま続く関係もある。しかし、それは相性だけで決まるものでもなく、ましてや必ずしも同じ関係が続くとも限らない。長い友達関係から急に恋愛関係に変わったりするケースもあるのだ。実に生々しくて面白いシムズ4。(笑)


「もう帰らなくちゃ・・・」

「おぉ、じゃぁまた明日・・・」

今回は、ウメコの拒絶により、恋愛関係にはならず。


友達の彼女に手を出そうとしたヘンリー。


「今日、泊まっていい?」

「珍しいわね・・・」

モヤモヤしながら、ヘンリーは年上の看護士エミの家へ。


(何かあったのね・・・)

最近疎遠になりつつあった年下男が突然泊まると言い出したことに、エミは異変を感じた。アラサーの感度は鋭い。


ノヴァの指摘を受けて、ヘンリーと距離を置くことにしたウメコ。たちまち、寂しさに見舞われる。「仲間」をヘンリーに置き換えるとしっくり来る状況。


逆に、イズルの方は、ウメコと一緒に過ごせないことがストレスに。


しかも、仕事から帰るとヘンリーが慌てて帰って行くことがあり、余計な心配が脳裏をよぎるイズル。


そして、帰ったかと思ったら、電話で呼び出してくるヘンリー。ウメコとイズルの時間を邪魔するかのごとく。


ウメコは、再婚のために出て行った母タケコがまた一人になったと知る。再婚しようとしていた相手が急死し、その子供達の面倒を見ていたのだが、一番上が成人したので、解放されたのであった。


「どこ行ってたの?」

「ママのところよ」

ウメコの外出に敏感になるイズル。


「家にいると、なんか息苦しい・・・」

結局、ヘンリーしか相談する相手のいないウメコ。


「だったら、うちに泊まれば?」

もはや、決壊寸前のダムのようなヘンリー。


「ヘンリーは年上の彼女がいるんじゃないの?」

「彼女じゃないみたい」

一方、イズルの相談相手はもっぱらハス。


「ところで、この子・・・君の娘じゃないよね?」

「まさかw 妹だよ」

サラッと重大報告。


「え?君の妹ってことは、ネオの子?」

「あぁ、そうさ」

ということは、ウメコの妹でもあるのだ。イズルはまた、ウメコに言えない秘密を一つ抱えてしまった。自分の母がウメコの父と長く不倫関係だったこと、ハスが実はウメコの兄であること、そしてウメコには兄以外にも妹がいること。イズルもまた、決壊寸前のダムだった。

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