2016年5月10日火曜日

鬼軍曹ハスと働く居候達


来る日も来る日も家電の修理ばかりさせられるアンナ。


まともに睡眠も取れない日々。


働けど働けど、稼いだ金の流出が止まらない。しかたなく、植物園のようなヘンリーの家に侵入。


宇宙植物をこっそり収穫し、なんとか金を捻出する作戦。


アンナがあまりにも忙しいので、結婚したばかりの夫シンの不満が溜まる一方。


久しぶりに顔を合わせても、その色気のない格好にソッポを向くシン。


このままではアンナが過労死してしまう。ハスは、閃光旅団のメンバーに庭の手入れを依頼する。秘密結社的な感じで作ったクラブが、健康的なガーデニングパーティに。


「この家、金に困ってるの?」

「そんなことないわ」

兄イズル、異母妹ハネルを心配する。


「パパ、心配要らないわ」

「本当に大丈夫なのか?」

父ハゼルも、娘の生活が気になる様子。


「シンは毎日幸せ?」

「難しい質問だな」

アンナが忙しく働いている間、ハネルはたいていシンとおしゃべり。


ヘンリー家の植物を調達するだけでは全く足りない状況に、アンナはついに発掘に手を出す。レアメタルを掘り出し、一気に家賃を払いたいところ。


報酬ポイントが溜まったので、有無を言わせず「倹約家」を購入。これで、請求書の額が少し緩和されるであろう。他にも、単発のサービスを無料で受けられる報酬もゲット。これで、庭の手入れも無料だ。


しかし、今回の支払いには間に合わず、電気が止められてしまった。

余談だが、代金の支払いが滞って一番最初に止められるのは電話。そして、電気、ガス、水道の順番。水道はそう簡単には止められない。経験者は語る。(笑)


「デート報酬を稼ぐ方法、いいと思わない?」

「俺とお前で?」

デートをしたら、その成功度で報酬がもらえる。それを売ってお金にする作戦。


ハネルの考案で、デートする二人。


しかし、ハスはハネルと恋愛をする気はないので、一線を超えない健康的なデート。がんばったが、報酬は魅力スキルのハウツー本。まぁ、それでも売ればお金にはなる。


アンナの苦労が身にしみたのか、珍しく掃除などするハネル。


「ねぇ、お兄さん♪」

「ん?」

それでも、メイド仕事は長くは続かず、家の前を通りかかった男性に声をかける。


「よかったら、私とデートしない?」

「えぇ!?いきなり?」

デートの成功報酬を他人からゲットする作戦。


電気が止められた真っ暗な部屋に引きずり込み、禁断の恋愛ゾーンに突入。


「いいの?後悔しない?」

「えぇ、大丈夫よ」

初対面で一線を超えちゃうのか・・・?


「秘技!記憶消失!」

「◯※#☓$%~~~!!!」

後悔するのは男の方なのだ。いや、後悔など残さない。デートした記憶すら残さないのだから。


「上手く行ったようだな」

「そうね・・・」

一部始終を見ていたハス。


「お前なら、もっと稼げるよ」

「・・・・・」

ハスは金蔓を掴んだようだ。


「期待してるから」

「・・・・・」

あの不埒な父親ネオには無い暗黒面を持っているハスであった。


「疲れたから寝る~・・・」

「おやすみ」

アンナは疲労でバタンキュー。


夜な夜な植物の世話をするシン。意外と優しい。


停電でパソコンが動かない中、タブレットで遊ぶハス。鬼のようだ。


そして、水道が止められる前に、ようやく請求書の支払いが完了。


「やったーーー!」

「払い終わったーーー!」

苦境を乗り越えたシンとハネルが抱き合う。


「一番がんばったのは、誰だと思ってんのよ・・・」

ちょこっと庭の手入れを手伝っただけのシンと、デート報酬を稼いだだけのハネルが抱き合う光景を見て、他人の庭から植物を盗んできたり、遠出して発掘までしてきたアンナは納得がいかないのであった。


そして、今度こそはと井戸に願いをかけ、また一文無しに転落。

また残金ゼロからのスタート。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日記へのご意見・ご感想などあれば。