2016年1月14日木曜日

変わりばえしない新年


「あけおめ♪」

「そんな軽い挨拶でいいの?」

去年も確かそんな感じでしたから。皆様、今年もよろしくお願いいたします。


(今年こそ、きちんと決着付けてくれよな・・・)

息子イズルの前で堂々と不倫する母ミドリと、その相手ネオ。


(ウメコになんて説明すればいいんだか・・・)

ネオの娘ウメコは、まさか自分の父親が元同級生のイズルの母親と不倫してるとは思ってもいない。


「え・・・ネオ、全然家に帰ってないの?」

「そうよ、糸の切れた凧みたい」

ネオとの付き合いが長いユウコ、相変わらずな不埒男に仰天。


(ウメコのパパ、家に帰ってないんだ・・・)

ユウコの息子ヘンリー、眼光するどく事態を察知。


「うちのパパ、全然家に帰ってこないの」

「え・・・そうなんだ・・・」

まさか、自分の母親のところに入り浸りとは言えないイズル。


「よそに女でもいるのかしらねぇ~」

「ま、まさか・・・」

全てを見透かしたかのようなウメコの視線が怖い。(笑)


「パパに女がいてもしょうがないわ、だってモテるってことだもん」

「ふーん・・・」

女遊びが激しい人が「モテる」とは限らないのだよ、ウメコ。


「ねぇ、イズル君、高校で彼女できた?」

「なんだよ、急に」

ウメコのキラキラした顔w


「生意気なチビめ」

「できてないんだぁ~w」

えぇ、できてませんよw


「ウメコが彼女になってくれる?」

「無理ぃ~w 私はハス狙ってるからw」

謎多き男ハスが気になってしょうがないおませなウメコ。


家に帰らずにふらふらしているネオ、たまに街中で妻タケコに遭遇する。無精者のタケコさんがこれだけ出歩くのは、やっぱりネオを探してるのかもね。


そんな健気な妻や娘のことなど考えず、連日パーティに参加するネオ。


留置所の容疑者を連れ出してはいちゃつく悪行三昧。


「それって犯罪じゃん!」

ネオの度を越した女遊びに驚くカミーユ。


「どうせ、本部長以下みんなポンコツだから、バレないバレない」

確かに全然バレないし、バレたとしてもお咎めはないだろう。


さほど興味のないダンスパーティーで一人の女性と知り合ったネオ。


「はぁ~い」

「君だったのか・・・」

谷間の眩しい彼女は、新人警察官だった。


「じゃぁ、容疑者に手を出すのはやめなよ」

「まぁ、そうしたいんだけど・・・」

まぁ、新人警察官にも手を出さないで欲しいけどね。


「彼女が許してくれるかどうか・・・」

ネオが新たなターゲットを見つけたことを察知した容疑者は、とんでもない形相で鉄格子を握り締めるのであった。

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