2015年11月5日木曜日

ネオの危機回避能力


遊び人ネオも、ソウルメイトの願望を達成。これで、配偶者の存在は必要なくなった。(鬼)


(あれって・・・)

仕事の途中、ふとネオの姿を見かけたアンちゃん。


(こういうことだったのね・・・)

妻と勤務時間がすれ違いなのをいいことに、タケコさんの家に入り浸りのネオ。


(最近、いやに淡白だと思ったら・・・)

単なるマンネリではなかったワケだ。


「ねぇ、家に帰らなくていいの?」

「大丈夫、手は打ってあるから」

だいたい、ロクな手ではない。


「アンちゃん、なんで寝室で食事してんの?」

「・・・・・・・・・・」


「話しかけないで」


 バタンッ!


「え・・・」


「あら、何かあったのかしら?」

「波乱の予感がするぜ」


「この男、体調も良くないみたいだけど」

「死んじまうかもなw」


体中に湿疹ができたり、発熱したりする日々。


そして、ある日、急激な眠気に襲われ・・・


ついに倒れてしまった。


「ふぅ・・・結構時間かかってしまったわ」

新人の死神か!?


「はい、合格。記念すべき一人目の魂を回収ね」

「あんまりいい気はしないわね」

新人の死神は、アンちゃんだったのね。


「シン・ソード、過労死・・・っと」

「え?」

シン?ネオじゃないの?


「ネオじゃないよ、この男はシン・ソード」

「ど、どういうこと!?」


「説明してちょうだい」

「あのね・・・」

すぐさま幽霊を呼び出して事情聴取。


「ネオは、ノヴァに頼んで自分のクローンを作ったんだよ」


「それが僕ってわけ」


「ネオは、面白いから数日だけ入れ替わろうって言ったんだ」


「その数日のうちに、人違いで殺されてしまうとは思わなかったよ」

「後は二人で片付けてよ」

ベテラン死神はお先にドロン。


「ごめんなさいね」

「うん・・・」


 ごめんなさいでは済まないわよッ!



「ネオッ!!!どういうことよっ!!!」

「ヒィ・・・」

タケコさんの家に乗り込んだアンちゃん。ちなみにタケコさんは仕事で留守。


「シン、死んだの?なんで?」

「それは・・・」


「不慮の事故よ・・・」

なんちゅう目w


「とにかく、あなたとはもう離婚よ」

「・・・・・」

アンちゃん、自分の秘密は伏せたまま衝撃離婚。


「どういうことか詳しく聞かせてよ」

「あぁ、その話ね・・・」

ネオは死神と通じてるので、隠しても無駄。


「あの子、死神になる修行中なんだよ」

「やっぱり、化粧品の販売員じゃなかったんだ・・・」

悪の組織の一員でした。


「俺を殺そうとして、間違ってクローンを殺したワケだな」

「よく平気でいられるね・・・」

自分が殺されそうになったばかりか、自分のせいでクローンとはいえ弟が死んだのにね。

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